中小企業診断士を目指すことにした5つの理由

診断士を目指す理由 試験のこと

ごくごく普通のサラリーマンである私が、なぜ唐突に中小企業診断士という資格を取ることにしたのか? いつの間にか「そう決めていた」部分もあるけれど、ちょっと落ち着いて理由を整理してみました。ちなみについ5年くらい前までは、資格の存在すらもまったく知らなかった私です。笑

 

1.体系的で網羅的なビジネススキルが欲しかった

大学新卒で今年40歳と言うことは、既に15年以上のキャリアということになります。その間一度も転職をしていない私は、自らのビジネススキルというものを、労働市場のなかで相対的に評価したりされたりした経験がありません。

特に新卒から7年間ほどは、世の中的にはあまり一般的でない、こと”ビジネス”という観点からは少し離れた職種(今ではそれではダメだったと思っていますが…)についていました。


そんな私は、ビジネスマンとして成立しているのか? もっと言えば、働く場所や職種を問わず、これからの10年20年活躍できるのか? ということが、どうしても気になってしまいます。

だからこそ、“ビジネスマンとしての基礎的リテラシー”をしっかりと身につけたいという思いがずっとありました。そこで見つけたのが中小企業診断士という資格試験でした。
試験科目や資格取得者の体験談等をみたとき、「コレだ!」と思いました。

 

2.いくつかの試験科目に業務上の馴染みがあった

  • 企業経営理論
  • 財務・会計
  • 運営管理
  • 経済学・経済政策
  • 経営情報システム
  • 経営法務
  • 優勝企業経営・中小企業政策

中小企業診断士の試験科目はこの7つです。

これまでの会社人生で、企業経営理論(事業戦略の立案等)や経営情報システム(アプリ開発やDB運用、WEBサイト運用等)については、業務としての関わりがあるように感じました。(ほんとかな?) さらに、財務・会計は上で書いたような焦燥感もあって細々と関連書籍などを読み進めていた最中でもありました。
こういった事情による、まったくのゼロからスタートとするわけではないという気持ちが、受験の決意を後押ししてしてくれました。
そして、このある程度の知識があると思っている科目を勉強することで、自らの業務を通じた能力アップの是非が見える化できるのではないかと考えました。

 

一方、その他の科目はちんぷんかんぷん。笑
運営管理なんかは、そもそも何を対象とした科目なのかすらわかりません。ふだん新聞のひとつも読んでいないので、経済学・経済政策経営法務中小企業経営・中小企業政策あたりも相当苦労するだろうなぁとも思いましたが、そこはなんと頑張ってみたいと、今は思っています。

 

3.そこそこ忙しく働きながらでも取得が可能そう

これも超大事なポイントです。
真偽は不明ですが、私と同じような境遇のサラリーマンが働きながら取得したという経験談を予備校のパンフレットやブログで確認しました。この情報は、とても重要です。

 

勉強を始めようとしている今は、2020年2月。ですが、実は2020年4月1日以降にそこそこ大きな環境変化(職場、職種、職掌)の変化があることがなんとなく見えてきています。それとほぼ同時に、妻が育休から復帰することも決まっています。
そんなタイミングでなぜ資格試験の勉強など始めるのか、という突っこみもあろうかと思いますが、決めてしまったんだから仕方ありません。がんばります。
でも時間はどうしても限られてくるでしょう。新しい業務はまだしばらくは確定しないので、まずは妻と相談をするところからスタートです。

 

果たして本当なのかという疑問は残りますが、先例がいるということは、とても勇気がでます。

 

4.複業やリタイヤ後に活きてくる資格が欲しい

せっかくそこそこの時間を割いて取得するわけですから(これから勉強始めるところだけど)、やはり将来的な有効性や効力ということも気になります。
そろそろ私が勤める会社でも、副業の解禁という声も聞こえてきています。でも、これまでサラリーマンとしてやってきていた人間が、いきなり「解禁!」と言われたからって、いきなり何かを始められるものでしょうか。無理ですよね。
その場合の力になるのが資格であり、資格保持者間のコミュニティーは拠り所です。中小企業診断士はその意味でも“ちょうどいい”感じがしました。

視線をもう少し先に移すと、主従が明確な副業でなく、パラレルに多数の仕事をこなす複業と言う考え方においても、中小企業診断士の資格が保証するベーシックなビジネスリテラシーは自分の自信になりますし、対外的にも力を発揮するのではないかと思った次第です。

 

さらに、中小企業診断士という資格をもって業務にあたる際、働く場所はどこでもいいですよね。
そして、ゆとりのある後半生のためには、できるだけ長く働いたほうがよいというのは明らかです。だとすれば、できるだけ自由なスタイルで、できるだけ体力や労働時間を恃まない仕事のやり方を身に着けておいたほうがいいに決まってます。

 

中小企業診断士という資格が、その一助となるように私は思ったのです。

 

5.怠け者の自分に勉強させるための強制措置

ここまでいろいろ書きましたが、実はこの理由がいちばん大きいかもしれません。

実は、私は生まれつきの怠け者です。いつだって、低いほうに低いほうに流れてしまいます。でも一方で、興味がある物事についてはけっこうあらゆるリソースを突っこんでしまうタイプです。
この性向を今現在のぼんやりとした悩みや将来役に立つかもしれない何かに役にたてたいという想いが込み上げてきたことは、成り行き上としては至極あたり前なのではないでしょうか。

 

もっとざっくり言うと、せっかく仕事関係の読書や自己投資をするなら、なにか目に見える資格がとれれば万々歳。でも、あまり簡単すぎるものだと意味はないよね。
というところに、中小企業診断士の資格がビタッ!!! っとはまったということです。

 

おしまい

さてさて、本格的な勉強をこれから始めるわけですが、当初の目論見がどこまで現実のものとなっていくのでしょうか? 思いついたはいいものの、なかなか厳しい道行きです。自分のことながら、果たしてどなることやら。

 

一緒にがんばりましょう。

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