1次試験[財務・会計]ってどんな科目? 独学スピテキまとめ

財務・会計 試験のこと

中小企業診断士試験の勉強をはじめ、まず最初に買いそろえた「中小企業診断士 最速合格のための スピードテキスト」の第2巻[財務・会計]を通読しました。本論は約400ページ、それなりのボリューム!

財務・会計は、2次試験(事例4)にも関わってくるのでとても重要です。この教科をしっかり理解し、得意分野にできるかどうかが、短期間での合格につながってくるはずです。

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勉強のポイント、優先順位について

先にふれた通り、2次試験に大きく関わりのあるのが財務・会計。

より2次試験と関わりが深い分野に注力しつつ1次試験対策を進めていくのが得策ですよね。効率大事。

具体的には、二次試験 事例4の肝だと言われている、経営分析&CVP分析(損益分岐点分析)NPV(正味現在価値法)の理解を念頭におきながら、周辺知識の肉付けをしていくのがよさそうです。

あとは、簿記3級あたりをサクッと1ヶ月ほど勉強して取得してしまえば、絶対に落としてはいけない知識問題を取りこぼすことが減りそう(と聞きました)です。私は簿記を勉強したことがないので、どうしようか悩み中です。

さてさて。

第1章 財務・会計とは

ようやく本論です。

そもそも[財務・会計]とはは、[財務]と[会計]の2分野に大きくわけることができます。

[財務]とはファイナンス。企業価値や株価、証券投資などに関連し、中小企業診断士としては、企業を主体とするコーポレートファイナンスを学ぶことが主になります。

[会計]はアカウンティング。アカウンティングという言葉を知らなくとも、日常業務や会社組織のなかで耳なじみのある「財務会計」「管理会計」に関わる分野です。具体的には、簿記や貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、キャッシュフロー計算書といったあたりが守備範囲です。聞いたことはあるけれど、苦手意識を持っている人も多いですよね。

優先順位で言うと、アカウンティングをメインに据えて取り組んでいくべきですね。

第2章 財務諸表概論

財務諸表とは、企業が作成を義務付けられている計算書類などのことを指します。

財務諸表を作成することで、経営者に対しては企業の維持・成長に役立つ情報を提供(管理会計)し、さらに利害関係者(株主・投資家・債権者・国家ほか)に対しては、その企業への投資などに関する判断に必要な情報を提供(財務会計)することができるんですね。

なお、企業ごとに必要な財務諸表は、企業の種類(形態)ごとに異なります。例えば会社法では、以下の4つを計算書類と呼び、株式会社は作成が義務付けられています。

  1. 貸借対照表(B/S)
  2. 損益計算書(P/L)
  3. 株主資本等変動計算書
  4. 個別注記表

上場企業になると、金融商品取引法による義務として、作成すべき財務諸表が5種類になります。このあたりの差異、知識問題として試験にでぞうな匂いがプンプンしますね…

財務諸表のなかでも、特に大事(2次試験にも“必ず”出る)2つの計算書をピックアップします。

貸借対照表(B/S)

貸借対照表、別名B/S(バランスシート)とは、ある時点における企業の財政状況を表す財務諸表のことです。ビーエス、と呼ぶことが多いです。

大きく「資産の部」「負債の部」「純資産」にわかれています。

通常、左側と右側に分かれた表組であらわされ、左側が資金の使い道(「資産の部」)、右側が資金の調達元(「負債の部」+「純資産」)が書かれています。この左側と右側は、合計金額が必ず一致する仕組みになっています。

貸借対照表の作成は簿記の領域となるので、中小企業診断士試験的には自分自身で作成できるようになる必要はありません。ですが、それぞれの部分にどういった項目があるのか、各項目はどういった内容なのか、その金額の高低にどうのような意味があるのか、といったことは理解しておかなければいけません。

2次試験的には、キャッシュフロー計算書をB/SとP/Lから作成できる必要がありますが、B/Sを理解できているかどうかが肝になります。

損益計算書(P/L)

損益計算書、別名P/ S(プロフィットアンドロスステートメント)とは、一定期間における企業の経営成績を表す財務諸表のことです。ピーエル、と呼ぶことが多いです。

企業勤めの方は、日常業務でも見ることが多いのではないでしょうか。売上、費用、利益・損失など、身近な項目がたくさん出てきます。1年間の会社としての目標設定は、P/Lにおける経常利益(または当期純利益)を使っているケースが多いですよね。

P/Lを理解する上で重要なのは、P/L中の下記項目の詳細(どんな収益・費用が含まれるか)を把握することです。

  • 販売費及び一般管理費(販管費)
  • 営業外収益/費用
  • 特別利益/損失

このあたりは、2次試験にも大きく関わって来ますので、正確に理解しておきたいところです。キャッシュフロー計算書を作成する問題(穴埋め含む)は1次&2次それぞれで出る可能性がありますが、このあたりの知識の正確さが肝になってきます。

第3章 経営分析

財務・会計で一番重要と言っても過言ではないパートがこの経営分析です。

1次試験も頻出ですし、2次試験では絶対に落としてはいけない事例4の第一問、そしてはれて中小企業診断士になった際には、すべて企業コンサルティングの場面で必要な知識&スキルです。気合いを入れて取り組まなければなりません!

経営分析をする際、基本的な資料となるのがB/SとP/Lです。これらを横断的に多面的に活用していくことによって、その企業がどう言う状態なのか、どこに問題があるのか、どのような改善策を実施するべきなのかを解き明かしていきます。

分析の観点は大きく4つ、収益性効率性安全性生産性です。

収益性分析について

収益性分析とは、企業の収益獲得能力を分析することです。

利用する主な指標は、下記。

  • 売上高利益率 :売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率
  • 資本利益率  :ROA、ROE

企業の稼ぐ力がどの程度あるのか、稼ぐ力の源泉になっているのは何なのかが、収益性分析によってわかります。

効率性について

効率性分析とは、資本の使用効率を分析することです。資本の中には、棚卸資産や有形/無形の固定資産などが含まれます。

利用する主な指標は、下記。

  • 回転率  :総資本回転率、棚卸資産回転率、有形固定資産回転率
  • 回転期間 :売上債権回転期間、棚卸資産回転期間、買入債務回転期間

少ない資本で多くの売上高が獲得できれば回転率は高まり、企業の資本使用効率は高いと判断できます。回転率は業種によって大きく差が出るところですので、同業他社や過去実績と比較してその評価をしていきます。

3つ目は、安全性について

安全性分析とは、企業の支払能力や財務面での安全性(すぐ倒産しないか)を分析することです。分析は、大きく「短期」「長期」「資本構造」にわかれます。

利用する主な指標は、上の分類別に下記。

  • 短期   :流動比率、当座比率
  • 長期   :固定費立、固定長期適合率
  • 資本構造 :自己資本比率、負債比率

上記の他、インスタントカバレッジレシオ なんていう、見た瞬間に距離を置きたくなる謎の呪文のような指標もあります。過去問をみると、これが意外と試験にでているようで侮れません…

中小企業診断士の実務としては、この安全性に問題がある企業(倒産しそうな企業)の支援をするケースが多いため、正確な理解が必要そうです。

4つ目は、生産性について

生産性分析とは、生産諸要素がどれだけ効率的に生産に寄与したかを分析することです。効率性分析に近いですが、より個別の生産要素(資本、労働力、原材料)にフォーカスして分析をすすめていくものです。

利用する主な指標は大雑把に2つ、労働生産性資本生産性です。

ここで重要なのが、付加価値というもの。生産性分析では、企業が獲得した産出量(アウトプット)に付加価値を用いることが多く、正確な知識が必要です。

付加価値は企業によって定義が異なるケースがあるようですが、中小企業庁による定義は下記の通りです。少々長い式ですが、頑張って覚えます。

付加価値額=経常利益 + 労務費 + 人件費 + 支払利息割引料 – 受取利息配当金 + 賃借料 + 租税公課 + 減価償却実施額

「中小企業の財務指標」中小企業庁編

第4章 管理会計

ここも超重要パートです。

経営分析は中小企業診断士が持っていて当たり前の知識です。

一方、この管理会計章ででてくる 損益分岐点、固定費/変動費、安全余裕率、貢献利益、セールスミックス といったキーワードに関する理解を深めることは、中小企業診断士試験の合否に大きく影響します。特に2次試験に余裕を持って臨めるかは、ここにかかっています。

CVP分析(損益分岐点分析)

損益分岐点とは、利益も損失も発生しない営業量のことを指し、BEP(Break Even Point)とも言われます。

この分析には、原価を固定費と変動費に分けて考える必要があります。これが固変分解です。

固定費とは、営業量の増減に関係なく、固定的に発生する原価、
変動費とは、営業量(販売数量など)に比例して増減する原価です。

例えば、家賃・固定給・減価償却費・火災保険料などは固定費、材料費・外注加工費・運送費などは変動費といった具合です。

そしてCVP分析で一番重要な数式が下記。

売上ー変動費ー固定費=利益

極論、この数式だけ覚えてこえば、CVP関連のすべての問題に対応できます。損益分岐点を求めたければ、利益=0として計算すればよいということですね。

セールスミックス

このテーマも試験頻出。

企業が複数の事業や製品、または店舗を展開しているのは普通のこと。このそれぞれをセグメント捉えて、CVP分析を活用してセグメント別の収益性を正確に判断するための考え方がセールスミックスです。

ヒト・モノ・カネといった経営資源は必ず限られているため、それをどのセグメントに注力するべきか正確に判断する必要があります。つまり、どうすれば一番儲かるか、です。

この時に重要なのが限界利益貢献利益です。

限界利益 = 売上 ー 変動費

貢献利益 = 限界利益 ー 個別固定費

限界利益は粗利とも呼ばれるもので、これを理解するといろいろなものに使えます。例えば損益分岐点=固定費/限界利益率 という式はとても便利です。
※限界利益率=限界利益/売上高×100

貢献利益は、限界利益からさらに個別固定費を差し引いたもの。個別固定費とは、固定費のうち、各セグメントに直接関連づけられる費用です。例えば、特定の製品の製造に必要な設備の減価償却費などです。
貢献利益が出せると、全社の利益のどのセグメントの貢献が大きいのかが正確にわかり、経営の意思決定がスムーズにできるとともに、その説得力も高まります。

試験勉強としてはもちろん、中小企業診断士の実務でも役に立ちそうです。

第5章 意思決定会計(投資の経済性計算)

ここで勉強するのは、中長期の経営計画を検討する際、設備新設・取替えなどの固定資産投資に関する意思決定をどのように行えばよいかということ。

経営者や役員以外では、なかなか普段接することのない考え方や手法のため、とても難しいです。。。

ここでポイントになるのが、時間価値という概念。

時間価値とは、今ある1000万円と、10年後の1000万円とでは、今ある1000万円の方が価値が高いと考えることです。そして、将来のキャッシュ(現金)を現在の価値に修正することを「現在価値に割り引く」と言い、割り引いたものを割引現在価値といい、割り引く際に使用する年利を割引率と言います。

こうした考え方を使って、投資機会(設備投資)を評価する方法のことをDCF法(Discount Cash Flow Method)と言い、その具体的な計算方法に正味現在価値法(NPV法)や内部収益法(IRR法)があります。

そしてこの正味現在価値法(NPV法)とどう向き合うかが中小企業診断士試験、特に2次試験を突破するための戦略/戦術と大きく関わってきます。
「中途半端だけは絶対にいけない」という金言を、未来の私からいただきました。
※2024年2月1日加筆!

正味現在価値法の詳細については、複雑すぎるので割愛します。正直言って、1次試験のみの対策としては、捨ててしまってよいと思います。

南無南無….

第6章 ファイナンスⅠ(企業財務論)

この章は、とてもとっつきづらいです。

とにかく項目ごとに必要そうな知識を覚えていくしかないので、キーワードとそのざっくりした意味のみメモしておきます。

企業価値=株式価値 + 負債価値

株式の期待収益率=1年後の配当金+(1年後の株価ー現在の株価)/現在の株価

株価の妥当性評価のための指標
 →1株当たり配当金(DPS:配当金総額/発行済株式総数)
 →配当利回り(DPS/株価*100)
 →配当性向(配当金総額 /当期純利益*100)
 →1株当たり当期純利益(EPS:当期純利益/発行済株式総数)
 →株価収益率(PER:株価/1株当たり当期純利益)
 →1株当たり純資産額(BPS:純資産額/発行済株式総数)
 →株価純資産倍率(PBR:株価/1株当たり純資産額)

FCF(フリーキャッシュフロー)
 →FCF=税引後営業利益+減価償却費ー運転資金増価額ー投資額
  ※税引き後営業利益=営業利益×(1ー税率)
  ※運転資金=売上債権+棚卸資産ー仕入債務

加重平均資本コスト(WACC)
 →複数の資金調査つ厳選がある場合、調達厳選別のコストの総額が資金調達の総額に占める割合のこと
 →(E×rE+D×rD×(1-t))/(E+D)  
  ※E:自己資本、D:負債、rE:自己資本コスト、rD:負債コスト
 →企業価値=FCF/WACC

財務レバレッジ=負債比率(レバレッジ係数)が自己資本利益率(ROE)の変動に大きな影響を与えること。

MM理論の命題「法人税が存在しない市場では、企業価値はその資本構成に依存しない。」

・自己株式取得とは、企業が発行済株式を株主から買い戻すこと。

さすがに参考書を1回2回読んだだけでは理解できないのが当たり前の領域です。気長に、読むたびに忘れながら、頭に染み込ませていきましょう。。

第7章 ファイナンスⅡ(証券投資論)

この章は、、、
読み通しましたが、どこのなにを覚えればよいのかよくわからず…

とにかく投資にはリスクとリターンがあり、効率的フロンティアというベター策があるんだよ、ということを把握しました。

そしてCAPM(Capital Asset Pricing Model)です。説明を読んでもいまいち理解ができていませんが、とにかく関係数式は下記です。

・市場リスクプレミアム=市場ポートフォリオの期待収益率ーリスクフリーレート

市場ポートフォリオとは、投資対象となる債権・株式などの組み合わせ。
リスクフリーレートとは、安全資産の収益率(無リスク利子率)です。
なにがなにやら。。。

唯一理解して身につけられそうな内容は、共分散や相関係数といった、統計関連の考え方(計算方法)です。すなわち↓です。

共分散=偏差の積の期待値

相関係数=共分散/A標準偏差×B標準偏差

共分散とは、環境変化により2つの証券がどの方向に動くのか、またその動きの相関性はどの程度かを判断する概念。相関係数は、2つの証券の動く方向を共分散と同様にプラスやマイナスの符号で、また2つの証券の相関性の程度を−1から+1までの範囲として表したものです。+1に近づくほど同じ方向に動き、−1に近づくほど真逆に動きます。

デリバティブ(金融派生商品)

先物取引オプション取引スワップ取引といった、デリバティブもここで学びます。

先物取引とは、現時点において、将来のある時点で当該資産を購入または売却する価格決定に関する契約を行い、将来の時点において決済・受渡しを行う取引のことです。狭義には先渡取引と先物取引に分類できます。
先物取引は為替取引にも活用されているため、ドル買い・円売りや、ドル売り・円買いの場面でリスク回避に活用できるというものです。

オプション取引とは、「所定の期日(または期間)に、原資産(株式や通貨など)をあらかじめ定められた価格で買う(または売る)ことができる権利」を売買する取引のことです。通常、オプションの買い手は、売り手に対してオプションプレミアム(オプション料)を支払います。
権利行使価格で一定数の原資産を買うことができる権利のことをコールオプションと呼び、権利行使価格で一定数の原資産を売ることができる権利のことをプットオプションと呼びます。
例えば、1ドル=100円のドル買いコールオプションを、1ドル=120円のタイミングで行使すると、20円からオプションプレミアムを引いた額だけ得をするということです。逆に、1ドル=80円のタイミングで決済する必要があるときは、オプションプレミアム分だけの損を受け入れて市場価格で取引すればOKです。

スワップ取引には金利スワップ通貨スワップといったものがあります。例えば金利スワップとは、同一通貨の中で異種の金利(変動金利と固定金利)を交換(スワップ)する契約のことです。例えば今後金利があがりそうな局面であれば、固定金利の支払いをしつつ変動金利を受け取るスワップ取引を行えば、利ザヤで得する可能性があるということです。

第8章 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス

この章は完全に簿記の領域です。

私は簿記をかじっていませんので、会社員としての日常業務で断片的に用語に触れる機会があるだけ。なかなか厳しい道行きです。いわゆる“仕訳(しわけ)”というものを理解しなくてはなりません。

スピテキにエッセンスは掲載されていますが、これだけ読めばしっかりとした試験対策になりうるとは言えません。でも中小企業診断士試験は6割取れば合格なので、難しい問題がでたら捨てるくらいの覚悟で、サラッと流してもよいのではと自分にアドバイス。

その代わり、合格後にはしっかりと簿記の勉強をすることにします。

ただ、減価償却の理解と、売上原価の算定については、しっかり理解しておいた方がよさそうです。

第9章 キャッシュフロー計算書の作成プロセス

こちらもまた、簿記…

キャッシュフロー(CF)計算書は、営業活動によるCF、投資活動によるCF、財務活動によるCFの3つに区分されます。そして、営業活動によるCFの作成方法は、直接方と間接法の2種類あります。

この大枠を理解したうえで、あとは作成方法をシンプルに記憶すればよさそうです。といいつつ、それがなかなか難しいんですけどね… 

第10章 原価計算

これもまた…

原価計算は製造業においてはとても大事。原価計算を正確に行うことが収益アップにつながりますし、よりよい経営判断のベースになります。

そもそも原価とは、経営活動により消費された経済的資源を貨幣支出額に基づいて測定したものです。製造原価、販売費、一般管理費などに分類され、すべて合計したものは総原価を呼ばれます。

学習的には、製造原価報告書の読み方をざっくりと理解することと、製造原価報告書と損益計算書との関係性を理解することに注力するのがよさそうです。

そして2次試験を少し見越して考えると、実際原価計算と標準原価計算、それに紐づく原価差異分析について理解を深められるのがベターです。つまり、原価に関して想定と実態の差分がある場合、その原因はなんなのかを特定するための分析手法です。
直接材料費については価格差異と数量差異にわけて分析行い、直接労務費については賃率祭と時間差異にわけて分析を行います。
言葉で書くと複雑そうですが、マトリックスを描き、そのタテ軸とヨコ軸の項目を記憶すればスパッと理解できました。

第11章 会計規則

お勉強中

やっぱりもう、簿記の勉強をするのがいいですね。いまさらですが。

1次試験の突破だけを考えればスピテキを読み込めばいける気がしますが、2次試験を見越して考えると、簿記の資格勉強をパパッとやっちゃ方がメンタル的にもよさそうです。3級でよいので。

とりあえず重要そうなキーワードは下記です。

収益・費用の認識基準(計上基準)
 →現金主義:収益は現金収入があったときに、費用は現金支出があったときに計上する
 →発生主義:収益または費用をその発生を意味する経済的事実に基づいて計上する
 →実現主義:収益を実現の事実に基づいて計上する

ファイナンス・リース取引

税効果会計

連結財務諸表

のれん(負ののれん)

雲をつかむような用語が並びますが、どれも過去に出題実績があるテーマです。概要だけでもさらっておくと、1次試験の正答率はググッとあがるはずです。

おしまい

[財務・会計]、なかなかタフな科目です。しかも2次試験にも大いに関連するから、捨て科目にすることなんてできやしない。[企業経営理論]と並ぶがんばりどころですね。今のところはスピテキを読んで「ふむふむ。。」と言っているだけですが、手を動かして計算したり図を書いてみたりして身体に覚えさせていくタイプだと思われます。ある程度やったら、あとは過去問過去問過去問ですね。

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